4月1日より消費税が5%から8%へと3%の増税となりました。
ニュースではガソリンに関しては消費税と温暖化対策税が増税されるためダブル増税になると報道されています。
そもそもガソリンにはどんな税金がかかっているか?調べてみたらとても複雑に税金がかかっています。
まず、よく聞くのが「ガソリン税」正式には「揮発油税及び地方揮発油税」のことを言います。
現在1リットル当たり53.8円。そのうち25.1円が暫定税率分です。この暫定税率は様々な理由で延長され続け、現在は2018年3月31日まで再増税になっています。
また石油石炭税というのがあり、増税前は1リットル当たり2.29円かかっていました。今回増税された温暖化対策税はこの石油石炭税に上乗せする形で、1リットル当たり0.25円が増税され、1リットル当たり2.54円。
そして最後に消費税です。ガソリンに関する消費税はガソリン本体価格ではなく上記の税金にも消費税がかけられます。
(ガソリン本体価格+ガソリン税 +石油石炭税)× 消費税8% = ガソリン小売価格
この仕組みは二重課税であるとの批判もあります。
例えば、ガソリン小売価格が150円の場合、税金は67.45円、税率は44.97%となります。
すごい税率です。地方に住んでいると車は生活必需品なんですけど。
リッター90円台のころがなつかしい・・・